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想​定​外​の​春​が​発​生​し​ま​し​た

by ロイヤル六法全書

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1.
自分語りをした夜は死にたくなる いつか自分が嫌った、本音の姿に 似てしまう事を恐れてた 明日の天気なんて知らないけど、死にたくなる いつも否定してばっかの僕らは馬鹿で 『不安したがり』が本音なんだよ 明日になれば、妄想になるだろう? 現実逃避だけが生きがいになるかも? 夢じゃない事、気付かない素振りで 明日のことなのに、もう無理で 頭だけ大人になった僕らは 危うくて、もう何も言えないでいる 卑猥な妄想はやめようよ 雨の日に傘を刺さないでいよう そんな僕を見下すんでしょう? 『次の春まで生きる予定なかったのに』 なんて嘯き、本音は一生話さず 腐乱死体になってさようなら、いつも そう意味なんてないよねこんなことは 誰にも響かず終えるんだね 明日が最後になるけれど 笑ってなんていれずに終えるんだね 消えたら最後にさようなら 目隠ししてから殺すんだね 誰にも知れずにさようなら、あー 結局最後は殺すんだね? 頭だけ大人になった僕らは 危うくて、もう何も言えないでいる 卑猥な妄想はやめようよ 雨の日に傘を刺さないでいよう ねぇ、頭だけ大人になった僕らは 停滞を"安心"と間違えて まだ曖昧な表現を続けるの? 劣等の夜は避けれないの? キリがないよね、辞めよう、こんな事
2.
確信したんだ想像力が人一倍あるから 余計な事を考えて今日も過ごしてる 例えば赤い眼をした彼女に 赤い林檎がとても似合うよね なんて余計な事だけ考えているよ いつも傍観者の目付きで ちょっと悪態もついて あのね、ごめんね?ちょっと言い過ぎたかも 嫌われたくはないんだよ もうちょっと人らしく生きてみたいと願って そしたら自虐ばかり重なった こんなんじゃ駄目だよね?そう駄目だよね 今日もまた布団で死にたいごっこを 繰り返しては辛がった そしたらまた死にたいが募って 本当に駄目だな、何かしてないと 不安でしょうがないのに 例えば歌いたい事があったとしても 君にとっては意味ない事なのに いつも暇つぶしに付き合わせて ごめんね、ありがとう ごめんね? こうして僕は諦めました 生きているだけマシだね?なんて そんな風に思えるほどに 僕は相当成長しました 赤い赤い瞼腫らした 泣き顔だけで理由になるんだよ そして、僕はまた今日もまた 余計な事だけ考えて もうちょっと…… もうちょっと人らしく生きてみたいと願って そしたら自虐ばかり重なった でもなんか晴れだね?空は晴れだね 明日また晴れたらいいね?と僕でも 何かの幸せ願って、こんな僕でもそれを願ってる 俗物の僕でも何かできることないかな? そんな事考えてた
3.
同じ時間を共有していくことは きっと無理だと分かってた だからいつでも『さよなら』できるように 心の準備もしてたのに 経験不足とひとりよがり 自己満足の延長で ぐちゃぐちゃ丸めた言葉たち 歪んで回って消えてくし 塞いだ時間が無駄だったことに気付いた 上手に『さよなら』しなくちゃなのに でも、ひどく淀んだ空気が張り付いた部屋で私の声は力なく あなたを傷つけて、私ひとりに戻る! 『私を見つけてくれて本当にありがとう』 そんな言葉は言えなかった 真っ暗でひどく真っ暗で 消えたいなぁ、ぼんやり願っていたの 邂逅の蝋燭が灯る前の 私はそう、だったの いつでもひとりで それからは 少し 嬉しくて ちょっとだけ消えたくなくなりはしたけど 不安になる!儚いものに触れたから! 穢すこと、汚したことに慣れていくの? 終わらせなくちゃね、さみしいけど 終わらせなくちゃね、くやしいけど 終わらせなくちゃね、私たぶん あなたにとってはいらないひと 『私を見つけてくれて本当にありがとう』 ……言えなかったけど ねぇなくした『さよなら』の言葉が今もここにあるから また会いたくなってしまうのかなぁ? 迷子になった『さよなら』を 忘れられた『さよなら』を 私におしえて!
4.
関心ないと言っていた 関係ない子、相性なんて最悪さ 心象操作、想定内 君、知ってたんだ?なんで嘘をついたの? 意味なし無味無臭 駅ビル透明未完成 無理矢理吐いたねぇどんな気分ねぇ? 優しいだけなら、面倒も少ないの? 言葉を選んだ、正しい人間ごっこ 君を知ってまた恋を知ったのに 忌み嫌ったあの"好き"を手探り 遠慮なんてしないで、だって 安定材料ないでしょ? 私いつだって嘘を知ったフリ 君嫌ったのは、知ったかぶる癖 安直に済ませた。安息の為、プライド、ポイ じゃあ君の好きな漫画の話をしよう 傷見せ合ってえへへ、またじゃれあってるんだろう はい、そんな会話、彼氏彼女の自傷行為 意味なし無味無臭 駅ビル透明未完成 無理矢理吐いたねぇどんな気分ねぇ? 優しいだけなら、面倒も少ないよ 言葉を選んだ、正しい人間ごっこ 正しい彼氏と彼女ごっこ 11月は滑稽だ 君との終焉を数えたくなる 理由なんて本当は何でもよかったんだろうね 好きだよなんて口上も 耳を背けないでね、嫌わないでね 情報戦の前提は君だったから、私だったから? 君を知ってまた恋を知ったのに 忌み嫌ったあの"好き"を手探り 遠慮なんてしないよ、だって判定なんてしないでしょ? 私いつだって嘘を知ったフリ 君嫌ったのは、知ったかぶる癖 安直に済ませてる身体を許して? 君を知ってまた恋を知ったのに 君が言った声、耳を背けて 殺気立った、狭いよ神経、演じる必要ないのに いつだって君の笑顔貼り付いて 重なった手首、意味を訪ねた それじゃあね、来週も、ここで私と遊んでね 泣いてるフリはそろそろ止めにしたいな いつかはきっと?はい愚者、私欲しいのは共犯者
5.
跳び方を忘れた、花の匂いがした 行きずりの滑走路 耳鳴り消えない 口癖はSOS 彼方の呼び声 計画は軽率で耳打ち舌打ち 曖昧な展開を報告させてよ 安心は転落死 やさしいブランケット いつかはなんてね重症だわ もうここになんていたくはないのに やさしい本音で首を絞めたら あなたの態度も、変わってしまうかな? 噂話だけで生き続ける世界 肖像画は焼いてちゃんと焦燥感に酔ったの 夜明けのファンファーレが鳴って 目覚ましみたいなルール壊して そのままおやすみ 飛び降りてしまえばすべてがおしまい きっと理解はされない 杜撰なプライド 野良猫が鳴いてるの、自堕落な寝床から 手をとって連れ出して 道連れにしてよ ね? 噂話だけで生き続ける世界 肖像画は焼いてちゃんと おやすみなんだ喧騒 夜明けのファンファーレが鳴って 目覚ましみたいなルール壊して、泣き出している 永遠だってきっと あの娘を作ったケース忘れて そのままさよなら ねぇ、跳び方を忘れた、花の匂いがした 口ずさむ子守唄 記憶が消えない

about

2018/4/8_みんなのUTAU2018
B16『ロイヤル六法全書』にて頒布予定
価格:500円

credits

released April 2, 2018

作詞作曲絵:佐藤ろろ
歌唱:Tr1~5_櫻歌ミコ / Tr4_雪歌ユフ

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